電動キックボードで公道を走ろう!違反しないための5つのポイント|おすすめも紹介!

投稿日: カテゴリー キックボード


スケボーやローラースケート同様、ライド型のおもちゃとして定番の「キックボード」。

実はアメリカを中心に、大人も使える移動手段として再注目をされていることをご存知でしょうか。

日本でも電動キックボードについては免許を取得し、装備を整えれば公道を走ることができるのだとか…。

そこで今回は、公道で電動キックボードに乗るための5つの注意点を調べました。あわせておすすめの電動キックボード5選もご紹介いたします!

1.「キックボード」について

キックボードのイメージ画像

1-1.キックボードとは

キックボードはスケートボードにハンドルが付いたような形状で、地面を蹴って進みます。

日本でのイメージとしては子供が家の前や公園で乗っているイメージが強いのではないでしょうか。

日本の道路交通法上、通常のキックボードは、自転車や軽車両には分類されません。法律で定められている定義から外れてしまっているからです。

1-2.キックボードで公道は走れる?

通常のキックボードは、道路交通法76条4項3号で、

「交通のひんぱんな道路において、球戯をし、ローラー・スケートをし、又はこれらに類する行為をすること。」

が禁止されていることから、キックボードもローラースケートに準ずるものとして、同様の規制があると考えられています。

ここで、「交通のひんぱんな道路」が何に当たるのかが問題となりますが、基本的に、それなりの人通りや交通量のある場所はほぼアウトだと思っておいた方がよいでしょう。

駅前の道路や大通りなんかでは、使うことができず、裏路地のような場所でのみ使えるという認識が、法律違反をしないためには良いのではないでしょうか。

1-3.電動キックボードとは?

一方、最近流行し始めているのが電動キックボード。

見た目は通常のキックボードと同じような形状ですが、アクセルを握ることで進みます。充電式になっており、スピードも速いものでは30㎞~40㎞も出るようになっています。

もはや地面を蹴って進むおもちゃというよりは、原付と同じように考えてもらえればわかりやすいかと思います。

走行スピードで見ても原付と変わらないこともあって、電動キックボードは乗り物として大人から注目を集めているのです。

2.どうして世界中で電動キックボードが流行っているの?

電動キックボードが流行っている理由は大きく2つあります。

①移動手段として非常に優秀

日常の中で例えば2~3㎞程度の移動をする時、その移動手段について悩むことはないでしょうか?

タクシーは高いし、電車に乗っても結局駅を降りてから歩かないといけない。自転車は駐輪場を探さなくてはならないといったように丁度良い移動手段が見つからないことがあります。

そんな時、電動キックボードがあったらどうでしょうか。

持ち運びができて、折りたためば電車に乗ることも出来るので、自宅から駅まで、駅から仕事場までといった使い方も出来るのです。

コンパクトなので収納場所にも困りません。

気軽に素早く移動できるということで、主に短い距離での移動手段として非常に優秀なのです。

②持っているだけでお洒落

電動キックボードは見た目が非常にスタイリッシュです。

少し前、日本でロードバイクが流行りましたが、その時ロードバイクを購入したのはその見た目に魅かれたビギナーの人がたくさんいたからです。

電動キックボードも持っているだけでお洒落と言う点が一層流行りに火をつけているようで、移動手段としてのではなくキックボードに乗ること自体が楽しみに変わったという人も多いようです。

日本でもクラウドファンディング中心に商品開発が進んでいます。

もともと、電動キックボードは公道を走れないだけでなく、ほとんどの公園でその使用を禁止していました。

正直、どこで乗れば良いんだ?という感じの乗り物だったわけです。

ところが商品開発が進み、ついに生まれたのです。

公道で走れる電動キックボードが!ここから日本でも電動キックボードで移動する人が増えること間違いなしです!

3.電動キックボードで公道を走るための5ステップ

電動キックボードは買ってすぐに公道を走って良いわけではありません。

原付(原動機付自転車)として登録する必要があるのです!

公道を走る時点で車やバイクと同じ乗り物扱いとなりますので、しっかりと条件を満たしてから乗るようにしましょう。

とは言っても、そんなにややこしい手続きは必要ありませんのでご安心を!

3-1.原付免許を取る

自動車免許と違って16歳以上であれば取ることが出来ます。

免許センターに行って、学科試験合格&講習受講ですぐに免許を発行してくれます。

つまり1日でOK!

費用は都道府県によって若干違うようですが、受験料+原付技能講習受講料+交付手数料で1万円かからないので、今後は電動キックボードのために取る人も出てくるかもしれないですね。

3-2.バックミラーやウインカーなど保安基準を満たした装備を整える

保安基準を満たすための装備とは何かというと…

  • バックミラー
  • 方向指示器
  • 前照灯
  • 番号灯
  • ナンバープレート

これらの装備を整えることで公道を走れるようになります。

原付と同じ扱いであることが装備を見てもわかりますね。

もちろん自分自身でカスタマイズするものではなく、購入する段階で公道を走れるキックボードを購入すれば大丈夫です。

3-3.自賠責保険に加入する

自賠責保険とは正式名称「自動車損害賠償責任保険」と呼ばれるもので、法律で加入が義務付けられています。

他人の身体に損害を与えた場合に適応されるもので、加入していない状態で運転をしてしまうと「1年以下の懲役または50万円以下の罰金」という処分が下されます。

加入手続きは損害保険会社はもちろん、郵便局やコンビニでも出来ます。

国土交通省のサイトで見ると原動機付自転車で24ヵ月9,950円でした。自賠責保険への加入!忘れないようにしましょう。

3-4.ナンバープレートの交付を受ける

ナンバープレートは自動車やバイクの後ろについているやつですね。手続きはあなたが住所登録をしている市町村役場で行うことが出来ます。

必要な書類はこちら

  • 販売証明書または廃車証明書と譲渡証明書(他人から譲渡を受けた場合)
  • 印鑑(法人の場合は代表者印)
  • 窓口で手続きをする人の身分証明書(免許証等)
  • 軽自動車税(報告)書兼標識交付申請書(原動機付自転車・小型特殊自動車)
     
    あまり聞いたことがないのが標識交付申請書ですが、この書類も役所でもらえるものなので手続きの際に入手してその場で書けば大丈夫です。

3-5.ヘルメットをかぶって、安全運転で走行!

原付と同じ扱いですので、ヘルメットもかぶらないといけません!

道路交通法により法定速度も30㎞です。

それ以上のスピードが出せる電動キックボードでも、もちろん制限速度を超えれば警察に取り締まられてしまいますので安全運転で走行して下さいね。

※今の所、キックボードに関する詳細な規定はありません。しかし、上記を違反すると罰則があるのでくれぐれも注意をして下さい。周囲の状況に合わせた安全運転を心掛けていきましょう!

4.電動キックボードおすすめ5選

それではここからはおすすめ商品の紹介をしていきましょう!

電動キックボードはこれから流行るであろう近未来の乗り物です。

商品を見れば見るほど欲しくなってしまうこと間違いなし!

商品も個性豊かで、同じ電動キックボードでも色々な性能に特化しているものを紹介していますので、是非チェックしてみてください!

① kintone(キントーン)α GO

kintone α GOはクラウドファンディングで先行発売されています。価格は一般販売された際の値段で、まだ金額は定まっていないようです。

では、この電動キックボードのスペックを見てみましょう!

最高速度:20~23km/h
最高走行距離:5~10㎞
本体重量:10㎏
最大体重制限:120㎏

持ち運びに便利でちょっとした移動に最適という、キックボードの王道性能となっています。

特筆すべき点として、折りたたむまでのスピードがとんでもなく早いです。あらかじめ専用のストラップを付けていれば10秒かからずに折りたためます。

ただし、タイヤのサイズも小さく電池容量も少ないため、長い距離を走るのには不向きです。

電車移動など他の交通機関と合わせて使いたい方にはオススメですね!

② K-モビリティ ZERO9

K-モビリティ ZERO9は購入予約フォームから注文することが出来ます。

ではこの電動キックボードの特徴を見ていきましょう!

最高速度:40km/h
最高走行距離:45㎞
本体重量:18㎏
最大体重制限:100㎏

この商品と他の商品との違いは安全性とパフォーマンス

パッと見て気になるのは重量が18㎏という点ではないでしょうか。

やや重たいのではないかと言う気がしてしまいますが、公道を走る上ではある程度の重量がないと危険だということで本体重量はやや重ためになっているようです。

確かに、ある程度重みがある方が安定感があります。

1回の最大走行距離も45㎞とフルマラソンを走れてしまうほどの高性能ぶり。

重量があるために、持ち運んでというのはなかなか大変かもしれませんが、K-モビリティ ZERO9は少し長めの移動距離を考えている方や、公道での安定感を求めている方にオススメですね!

③ フヂイエンヂニアリングSunameri

「作りたいから作った」というSunameri!こだわりがたっぷりと詰まった電動キックボードとなっています。クラウドファンディングで限定販売されています。

最高速度:50km/h
最高走行距離:40㎞
本体重量:20㎏
最大体重制限:公開なし

フヂイエンヂニアリングSunameriのキックボードはカーボンファイバーを使っているため軽くて頑丈!その為、20㎏という軽さを実現しています。

そして、他の商品と大きく違うのは、サーフィンやスノーボードのように乗るという点です。

フヂイエンヂニアリングSunameriの乗っている姿

ハンドルを切って曲がるのではなく、体重をかけることで曲がる。

乗るにあたって少し練習は必要みたいですが、他の乗り物にはない新しい乗り心地を体感できます。

移動手段としての性能ももちろんですが、これぞまさにキックボード自体を楽しみたい方にオススメです!

④ E-KON standard

E-KON STOREで販売中!持ち運びに便利な軽量&コンパクトサイズな電動キックボードです。

最高速度:18~20km/h
最高走行距離:10~15㎞
本体重量:7.5㎏
最大体重制限:公開なし

すごくわかりやすいですね

。女性でも持ち運びに便利な7.5㎏という軽さ、それにも関わらず2~3時間の充電で10~15㎞も走れる!

そして、リーズナブルな価格設定!

キックボード用のバッグも売られているので、持ち運びにも便利です。携帯できる移動手段として気軽に始めたい方にオススメです。

⑤ Palway(パルウェイ)

Palwayホームページから購入可能です。後輪がパンクしないハニカムタイヤ!コントロールパネルがお洒落!

最高速度:28km/h
最高走行距離:22㎞
本体重量:13.2㎏
最大体重制限:120㎏

Palway J81Sの後輪タイヤはチューブレスと言うことでパンクしません。

滑らかな走行にはエアタイヤの方が良いとされていますが、このハニカムタイヤはエアタイヤに近い走行が可能!

更にハンドルの所にコントロールパネルが付いています。

パネルを見れば充電の残量や走行スピードなどが瞬時に確認出来るという優れもの。安定して使いやすいキックボードが欲しい人には良いですね!

5.おわりに

まだ電動キックボードを公道で見かけることはないですが、世界中で流行っている移動手段ですから、日本でもこれから流行りそうです。

流行の最先端をいきたい方!単純にちょっとした移動にお困りの方!是非、電動キックボードの購入を検討してみて下さい。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA